うまくいかないからだとこころ

びっしーの“リアルうまから”

2019.08.25
ロス タコス アスーレス@上馬(三軒茶屋)
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「びっしーのリアルうまから」では、私の勤務先近郊のリアルに「うまから」なお店を紹介していきます。「から」はないときもあればある時もあります。

一件目は、上馬にある「ロス タコス アスーレス」。たぶん2019年以降にオープンしたと思われるとても新しいお店。ランチに利用しました。東京は本格的なタコスのお店がほとんどないのですが、ここはオープンキッチンでトルティアを作る過程を見ながら食事ができます。トウモロコシはメキシコから土着の有機栽培で作られたブラックコーン、ブラウンコーンを個人輸入していて、お店で粉にひいて、生地にしています。注文を受けてから生地を円形につぶして焼いていくという過程ををカウンターで見ることができるのは東京では初めてです。

まずは定番のカルニータス(豚肉のタコ)と豆のスープですが、衝撃的においしいです。豚肉はスモークされていて、また、カリカリのベーコンがミックスされているので、クリスピーナ触感とじんわりと広がる肉のうまみを感じられます。そして、なんといってもこのお店の突出しているのはトルティヤの圧倒的な存在感です。とても重厚なのに味わいは軽やか。そして、コーンの甘い香りが中の餡と絡むと実に華やかなアンサンブルになります。

カルニータスがなんといっても必須アイテムですが、その他、ゴーヤとチョリソの餡のタコス、豆のタコス、ケサディヤ、あと、トルティヤチップスにチーズと特性サルサとアボカドのアンサンブルを食べました。メスカルも薫り高く素晴らしく、特にカルニータスとの相性は素晴らしいです。

それにしてもこの上馬・中里エリアはここ数年でサンバレーホテル(インド)、ナティーボ(イタリア/ペルー折衷)など、食通をうならせる東京を代表する本格派のレストランが出現していてすごいです。

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